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GXRパーフェクトマニュアル

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中判カメラ HASSELBLAD

2014年3月16日 (日)

ハッセルブラッドのフィルム装填

昨日の記事で、うちのハッセルブラッドの光漏れについて書きましたが、もうひとつ重大な不具合を抱えています。

1本目のフィルムを現像したときは、光漏れは発生していませんでしたが、写真屋さんから「コマ間の隙間が揃っていない」という指摘をうけました。

そして2本目を撮った際に、ソレは起こりました。


あれ?


フィルムを巻上げるときにすっぽ抜けるような感覚!

現像があがってきたフィルムを見ると、見事に多重露出!

そう巻き上げの不良です。
ハッセルの三種の神器(低速シャッターの粘り。光漏れ。巻上げ不良。)全部入りです ^^;


その後フィルムの巻上げをゆっくり行うようにしたところ、多重露出になるのは避けられていますが、これは結構致命的ですね。
巻上げ不良はフィルムマガジン側の不具合だそうで、修理代も結構高いという話を聞きました。


そんなわけで

01_マガジン
01_マガジン posted by (C)ものごいかっぱ


どんなわけじゃ ^^;

いつもの沼(ヤフオク)のほとりを散歩していたところ、安く出ていたフィルムマガジンを拾い上げてしまいました。(^◇^;)

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2014年3月15日 (土)

ハッセルブラッドの光漏れ

縁あってうちにやってきたハッセルブラッド500C

外観はとってもきれいなのですが、いくつか不具合をかかえています。

ハッセルブラッド
ハッセルブラッド posted by (C)ものごいかっぱ

ひとつめはレンズの低速シャッターの粘り。
1/15秒より低速は使い物になりません。
でもそんな低速は、このカメラでは使わないので特に問題にはなっていません。

ふたつめはコレ

曼珠沙華
曼珠沙華 posted by (C)ものごいかっぱ

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2014年3月 1日 (土)

おしゃれなおうち

お散歩途中で見つけたおしゃれなおうち。
こんなウチに住んでみたいなぁ ♪ 

おしゃれなおうち
おしゃれなおうち posted by (C)ものごいかっぱ
HASSELBLAD 500C with Carl Zeiss Planar C 80mm f2.8 Film : Provia100


三輪車
三輪車 posted by (C)ものごいかっぱ
HASSELBLAD 500C with Carl Zeiss Planar C 80mm f2.8 Film : Provia100


昨日アップしたノウゼンカズラの花は、二眼レフカメラのミノルタオートコードに、コダックのポートラ160というネガフィルムで撮ったものでしたが、今回は富士フイルムのプロビア100というリバーサル(ポジ)フィルムを使って、ハッセルブラッド 500Cという中判の一眼レフカメラで撮ったものです。

ネガとポジという違いもありますが、フィルムによっても随分と発色がちがいますね。

ブローニーフィルムは、1枚のコマの大きさが、6cm × 6cm ということもあり、リバーサルフィルムだと、フィルム自体を鑑賞することも十分可能です。
また露出にシビアなので、撮るときの緊張感がたまらないです ^^

2013年9月11日 (水)

ハッセルブラッド覚え書き〜操作方法編〜

ハッセルブラッド500Cの使い方に関する覚え書きです。

ハッセルハッセル!
ハッセルハッセル! posted by (C)ものごいかっぱ


ハッセルブラッドには “お作法”があり、これを守らないと壊れる・・・といわれます。

絶対に守らなくてはならないのは、レンズとフィルムマガジンを脱着するときには、かならずシャッターをチャージ(巻上げ)しとかないといけないということ。

これだけは常に意識し、かならず巻上げ状態にしておくようにしています。

それ以外については、
ミラーアップは滅多に使わないし、
マガジンは遮光板をセットしないとはずれない機構になっているみたいだし、
シャッターチャージに関しては、ハッセルがチャージして置いておいても問題ないと言っているので大丈夫でしょう。

使わないときは、モルトの劣化を防ぐために遮光板を抜いておけ というのは、わからなくはないが、遮光板をなくしそうでやっていないです ^^;

・・・と書いていたら、数本目のフィルムから光り漏れが・・・

あまり抜き差ししない方がいいみたいですね。

今はいっているフィルムを撮り終えたら、モルト交換してみようかな


では、各部について見てみましょう。

上から
上から posted by (C)ものごいかっぱ

本体を上から見ると、銀色のボタン型のレバーが大小2つあります。

左側の小さい方が、ファインダーのフード展開用。

横にスライドさせると、ファインダーのカバーが開きます。

ハッセルブラッド
ハッセルブラッド posted by (C)ものごいかっぱ

フードが開いた後にもう一度ボタンをスライドさせると、ルーペが出てきます。


ルーペ
ルーペ posted by (C)ものごいかっぱ

ルーペをしまうときは、そのまま指で止まるまで押し込みます。

フードをたたむときは、まず左右のパネルをたたみ、次に手前側をたたんだ後で、カバーをたたみます。

ファインダー
ファインダー posted by (C)ものごいかっぱ

本体上部右側、フィルムマガジンの上にある大きなボタンが、フィルムマガジン脱着用のボタンです。

上から
上から posted by (C)ものごいかっぱ

フィルムマガジンを取り外すときは、フィルムが感光しないよう、遮光板を差し込まないと外せないようになっているようです。

引き蓋
引き蓋 posted by (C)ものごいかっぱ

マガジン
マガジン posted by (C)ものごいかっぱ


撮影途中であっても、このようにフィルムマガジンを取り外すことができます。

つまり、複数のマガジンを持っていれば、異なる種類のフィルムを自由に使い分けることも可能だということです。

また、(めちゃくちゃ高いですが)デジタルパックなるものを付ければ、デジタルカメラに変身することも可能です!

1960年代に作られたフィルムカメラがデジタルカメラになっちゃうなんて、すごいですよね!


フィルムマガジンの背面には、フィルムの感度を設定するダイヤルがあります。

ASA感度
ASA感度 posted by (C)ものごいかっぱ

ASAというのはフィルムの感度で、現在のISO感度と同じものです。

ただ、500Cの場合には、露出計は付いていませんし、AEもありませんので、単なるメモ代わりですね。

レンズはカールツァイス プラナー C 80mm f2.8 T*

Carl Zeiss
Carl Zeiss posted by (C)ものごいかっぱ

ハッセルブラッドにはレンズシャッターのボディ(500C , 500C/M , 503CWなどの500シリーズ)とフォーカルプレーンシャッターのボディ(1000F , 2000F など)があります。

レンズにもCレンズとCFレンズというものがあり、Cレンズはレンズシャッターのみ、CFレンズはレンズシャッターとフォーカルプレーンシャッターの両方に対応しています。


さらに、CレンズにはT*コーティングの無い初期型とT*コーティングのあるものがあります。

これはT*コーティング付きのCレンズです。

どのレンズにしようか迷いましたが、こちらのサイトが非常に参考になりました。


レンズVXM切り替えレバー

VXM切替え
VXM切替え posted by (C)ものごいかっぱ


M:使い捨てフラッシュバルブ同調用
X:ストロボ同調用・・・通常はここにしておけばよいみたい
V:セルフタイマー用


シャッターボタンはボディ前面右下にあります。

レリーズボタン
レリーズボタン posted by (C)ものごいかっぱ

O/Tの切替えレバーが付いています。

通常の撮影時は O の位置にしておきます。

T はセルフタイマーを使うときに使用します。


セルフタイマーの使い方

 1.レンズのVXM切替えレバーを V の位置に設定

 2.シャッターボタンの切り替えレバーを T の位置に設定

 これで準備完了です。

 シャッターを切ると、セルフタイマーが動作し、8〜10秒後にシャッターが切れます。

ライトバリュー(LV)変更ボタンと絞り込みボタン

EV値
EV値 posted by (C)ものごいかっぱ


SYNCHRO COMPUR の文字の間にある銀色のボタンは絞り込みボタン

これを押すと絞りが設定した絞り値に絞り込まれます。

一度開放まで絞りリングを開けると解除されます。


絞り込みボタンの上にある銀色の長いボタンは、LV(ライトバリュー)変更レバー

LVというのは、シャッタースピードと絞り値の組み合わせの値のことで、レバーの上の赤い数字がLV値です。

例えば
LV = 12 なら    
f2.8 - 1/500
f4.0 - 1/250
f5.6 - 1/125
f8.0 - 1/60
f11 - 1/30
f16 - 1/15


LV = 10 なら
f2.8 - 1/125
f4.0 - 1/60
f5.6 - 1/30
f8 - 1/15
f11 - 1/8
f16 - 1/4


といった具合の組み合わせになります。

LV値を設定すると、シャッタースピードと絞りが連動して動くため、露出値を一定の明るさに保ったまま、絞りやシャッタースピードの違いによる変化を表現したいような場合には便利です。

現在のカメラでいうと、プログラムAEのプログラムシフトのようなものですね。

LV値を変更するとき、つまりシャッタースピードと絞り値の関係を変更したい時には、LV変更レバーをボディ側に押しながらシャッターと絞りのリングを回す必要があるので、ちと面倒くさいです。



レンズを上から見たところ。

被写界深度
被写界深度 posted by (C)ものごいかっぱ

上に見えるリングが、シャッタースピードを変更するリング。

コレを回すとシャッタースピードと絞り値が連動して変わります。

シャッターと絞りの組み合わせを変えたい時は、LV変更レバーを押しながらリングを回します。

下に見えるリングはフォーカスリング。

これを回してピントを合わせます。

距離目盛りと絞り値の間にある2つの赤い印は、被写界深度の指標です。

被写界深度の指標は、設定する絞り値によって赤い帯の幅が変わるという、凝ったつくりになっています。

この2つの印の間が、ピントの合う範囲となります。

これを使うとピントの合う範囲が分かるため、スナップ時などに目測ですばやく撮影することができます。

使い方が分かるととても便利な指標なのですが、今のAFレンズでは、距離指標そのものがなくなってしまいとても不便に感じますね。


2013年7月25日 (木)

カメラストラップ買いました♪

中判カメラ用にストラップを買いました。

king Etshaimの 一眼レフカメラ用 レザーストラップ Vintage-30 というオイルヌバックレザーを使ったストラップです。

ブラウン、タン、レッドの3色がありますが、買ったのはタンとレッド

ストラップ
ストラップ posted by (C)ものごいかっぱ

取り付けるカメラは、ハッセルブラッド500Cとミノルタオートコードです。

ハッセルブラッドは、ストラップの取り付け金具が特殊な形をしています。

このため、金具の部分も別途手に入れなければなりません。

ハッセル_金具
ハッセル_金具 posted by (C)ものごいかっぱ

今回は オプテックのシステムコネクター スーパープロA というのを購入し、金属の部分だけ使っています。
ちなみにEOS Mも同じ形なので、ストラップが流用できるそうです。

ハッセルにはタンのストラップを装着!

ストラップ_ハッセル
ストラップ_ハッセル posted by (C)ものごいかっぱ

とっても渋い茶色です。

ストラップの幅も太すぎず細すぎずで、重さも分散でき、デザイン的にもマッチしていると思います。


二眼レフのミノルタオートコードには、赤いストラップを装着!

ストラップ_オートコード
ストラップ_オートコード posted by (C)ものごいかっぱ

前々から赤いストラップを探していたのですが、明るい赤のモノが多くなかなか好みの色のモノが見つかりませんでした。

ようやく見つけた渋い赤♪

古いカメラにもよく似合うと思いませんか?


2013年7月 9日 (火)

ハッセルブラッド試射

中判フィルムカメラは、ミノルタオートコードがあれば十分と思っていたのに、突然に発症したハッセル病。治療の特効薬を手にいれる羽目になってしまいました。

さて早速ですがハッセルブラッドの試射をしてきました。
(シャッター音がデカイので試写でなくてまさに試射って感じw)


ハッセルブラッド
ハッセルブラッド posted by (C)ものごいかっぱ


ボディとレンズをそれぞれヤフオク沼から格安で引き上げたのですが、レンズシャッターの低速がやや粘っている感じ。でも何度も空シャッターを切っていたら改善してきたようです。
シャッタースピード1秒だと10秒くらいシャッター空いてますけどね ^^;


撮影しようとして、いつも忘れるのがこの引き蓋。

引き蓋
引き蓋 posted by (C)ものごいかっぱ

ハッセルは引き蓋を引き抜いかないとシャッターが切れないんですよね。
毎回シャッターが切れなくて「あれ? あ、引き蓋を外してないや」ってことの繰り返し ^^;


記念すべき1枚目はこれ

Hassel_2
Hassel_2 posted by (C)ものごいかっぱ

この場所は、胸の高さまでフェンスがあるので、ウェストレベルファインダーのハッセルではこの構図は撮れないんです。
しょうがないんで、ハッセルを上下ひっくり返して頭の上に持ちあげて撮りました。
1枚目だというのに、なんちゅう撮り方をしとるんでしょwww

あっ、フィルムはKODAKのPORTA160です。渋い発色ですね。
ネガスキャンではなくて、Lプリントしたものをスキャンしてます。


こちらは同じ場所をPENTAX K5で撮ったもの。
随分と色合いが異なりますね。

ノウゼンカズラの季節01
ノウゼンカズラの季節01 posted by (C)ものごいかっぱ


ふたたびハッセル
こんどはちゃんとした姿勢で撮影。

Hassel_1
Hassel_1 posted by (C)ものごいかっぱ


同じ構図で1/500秒〜1/8秒まで試しましたが、同じ明るさで撮れていました。
この範囲が露出が正確なら全く問題ないですね。

Hassel_03
Hassel_03 posted by (C)ものごいかっぱ

ハッセルは、でっかいミラーとシャッター幕が「バタコン!」と動くので、ぶれやすいですね。
今回1/60秒以下のものは手ぶれしてました。


あと気になったのは、できあがったフィルムのコマ間が一定でなく、一部のコマがつながっていたこと。写真屋さんには「中判にはよくあること」と言われました。
確かに巻上げるときになんかズリッとスリップするような感覚はありました。


まあ、とにかく、これで問題なく写真が撮れることがわかったハッセルくん。
新戦力としてラインナップに加わりました。


2013年7月 4日 (木)

ハッセルハッセル!

Carl Zeiss
Carl Zeiss posted by (C)ものごいかっぱ

初カールツァイス・・・
といっても、最近話題のTouitではなく・・・

ハッセルハッセル!
ハッセルハッセル! posted by (C)ものごいかっぱ

500c
500c posted by (C)ものごいかっぱ


ハッセルブラッド
ハッセルブラッド posted by (C)ものごいかっぱ

はい、ハッセルブラッドです。

また古いカメラに手を出してしまった ^^;
シリアルNo.は TE98080  1969年製です。


引き蓋
引き蓋 posted by (C)ものごいかっぱ

写真を撮るときには、こんな風に銀色の引き蓋を引き出してから撮るんですよね。

なんでこんな仕組みになっているかというと・・・

マガジン
マガジン posted by (C)ものごいかっぱ

フィルムを入れるマガジンが取り外し式になっているんですよ。

通常、フィルムのカメラは、フィルムを装填したら、別のフィルムを使いたくても撮りきるまで交換出来ませんが、ハッセルブラッドは、マガジンを複数持っていれば、撮影途中でも交換できるんですよ。

更に、ポラロイドパックを付ければポラロイドカメラに、デジタルパックを付ければ、なんとデジカメにもなるんですよ(高くてとても買えないですけど ^^; )

マガジンの中身
マガジンの中身 posted by (C)ものごいかっぱ

フィルムマガジンの中はこんな感じ。
使うフィルムは中判の120、いわゆるブローニーフィルムというものを使い、6cm×6cmのましかくの写真が撮れます。
ミノルタオートコードと一緒ですね。

ボディ+フィルムマガジン、そしてレンズをヤフオクでかなり安く手に入れたのですが、レンズの方は空撃ちしてみると 1/15秒以下のシャッタースピードで、シャッターの開いている時間が長い感じ。

週末に試写してみて、返品するか修理に出すか、そのままいけるのか考えなくては・・・