カメラと映像の祭典CP+に行った際、中古カメラ市を覗いたのですが、そこで目が合ったのが、Leitz minolta CL というカメラ。
ドイツのライカと日本のミノルタが共同開発したカメラで、海外ではライカCL 日本ではライツミノルタCL として売られました。
以前から欲しいと思っていたカメラですが、ロッコール40mm f2 レンズがついて7万円強
・・・むむむむむ 衝動買いするには躊躇する金額・・・ 後ろ髪ひかれる思いでその場を後にしました。
先日、会社のお昼休みに、ふと気になってヤフオク沼のほとりを散策し Leitz minolta CL を検索してみました。
あっ! レンズ付きで3万円台のがある!
状態はそれなり。すでに3人ほど入札されていて残り6日・・・
これは最後に値が上がるパターンだな・・・・
・・・こっちは同じくらいの値段でボディのみだけど綺麗な感じ
しかも表示されている価格と即決価格にほとんど開きがない!
・・・・気がついたら沼の中へ
ドッボ〜ン!
即決価格で落札してしまいました。
ライツとミノルタ 2社の刻印
ライツミノルタ posted by (C)ものごいかっぱ
ライツ社のライセンス で Made in Japan
made in japan posted by (C)ものごいかっぱ
1973(昭和48)年~1976(昭和52)年のたった4年しか生産されていないんだそうです。
40年も昔のものなのに、すごく綺麗な個体です♪
Leitz minolta CL posted by (C)ものごいかっぱ
付属品はケースとストラップです。
ケースとストラップ posted by (C)ものごいかっぱ
残念ながらこのカメラ用のロッコール40mm f2 はついていませんでしたが、
同じ40mmで手持ちのフォクトレンダーNOKTON classic 40m f1.4 SCを付けてみました。
シャッターダイヤル posted by (C)ものごいかっぱ
ボディ前面にあるのがシャッター速度設定のダイヤル
とても使いやすい位置にありますね。
人差し指で簡単に動かすことができますし、設定値がファインダー内にも表示されるので、撮影時に変更するのも楽々♪
フィルムの感度を設定するのもこのダイヤルです。
ASAがISOと同じフィルム感度です。
CL posted by (C)ものごいかっぱ
ライカM6と比べて、このコンパクトさ!
高さと厚みはかわらないけど、横幅が小さいせいで、とってもコンパクトに見えます。
CL と M6 posted by (C)ものごいかっぱ
裏っかわ
底 posted by (C)ものごいかっぱ
真ん中のつまみを引き出して捻ると裏蓋が外れます。
裏蓋全体が外れるタイプです。
裏ブタ取り外し posted by (C)ものごいかっぱ
こんなところに電池室があります。
電池室 posted by (C)ものごいかっぱ
この電池は露出計を動かすための電池です。
こんなところにあるので、フィルム装填中は電池交換できないですね。
しかもこのカメラで使用する電池は水銀電池のようです。
水銀電池はもう生産されていないので手に入りません。
関東カメラサービスさんの水銀電池アダプターを使うとかしないと内蔵の露出計は使えないんですね。
でもこのカメラは機械式のカメラなので電池がなくても写真を撮ることはできます。
iphoneの露出計アプリとか外付けの露出計を使えば全然問題ないです。
王の字型の金属のついた板はフィルムを押さえるためのプレートです。
圧着板 posted by (C)ものごいかっぱ
このプレートをパカッと開けてその下にフィルムを通します。
圧着板を上げる posted by (C)ものごいかっぱ
フィルムの先端をスプールの白いプラにはさみ、巻き上げていきますが、確実に入れて巻き上げないと外れやすいです。
フィルム装填 posted by (C)ものごいかっぱ
最初にフィルムを詰めたときは、裏蓋を閉めて巻き上げる途中で外れてしまい焦りました。
裏蓋を元に戻したら、フィルムカウンターが 1 になるまで巻き上げます。
巻き上げるときに、底にある巻き戻しクランクが回ることを確認すれば、フィルム装填の失敗が防げます。
電池がなくて内蔵露出計が使えないので、外付けの露出計VCメーターを装着!
VCメーター装着 posted by (C)ものごいかっぱ
内蔵露出計はファインダーを覗かないと使えませんが、VCメーターだとカメラを構えずに露出を図ることができてとても便利なんですよね。
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