小田原攻め
レガシィ車検の間、インプレッサをお借りしていますが、通勤だけに使うのはもったいないので、休みを取って小田原まで行ってきました。
行きは第三京浜〜横浜新道〜西湘バイパスというルート
ちと時間はかかりますが、東名高速を使うルートに比べ、遙かに安いのと、海を見ながら走れるのが魅力的
西湘バイパスを走るのは大学生の時以来。
台風の近づいてきている影響からか、波はちょっと荒い感じ。
01西湘バイパス-1960 posted by (C)ものごいかっぱ
西湘バイパスを降りると、そこはもう小田原。
コインパーキングにクルマを駐め、いよいよ小田原城に乗り込みます。
クルマで走っている最中は、なんどか雨が降ったりやんだりを繰り返していましたが、今はもう青空が広がっており、水堀に移る青空が美しいです。
02小田原城_隅櫓-1967 posted by (C)ものごいかっぱ
城の正面入り口になっている馬出門
二の丸の前に設けられた小さな島のようになった場所で、城の入り口を守るとともに、討ってでる時の攻撃拠点にもなります。
平成21年に復元されたというので、ずいぶんと最近に復元されたものなんですね。
02小田原城_馬出し門-1966 posted by (C)ものごいかっぱ
04小田原城_馬屋曲輪-1962 posted by (C)ものごいかっぱ
馬出門を突破すると、そこは馬屋曲輪。
小さな橋を渡ると二の丸に突入です。
05小田原城_二の丸_住吉橋-1969 posted by (C)ものごいかっぱ
22小田原城_本丸_住吉橋-6557 posted by (C)ものごいかっぱ
06小田原城_二の丸_住吉橋-1970 posted by (C)ものごいかっぱ
塀の内側の様子
高い位置にある防御の塀に配置につくには、この階段を登ります。
踏み外しそうなほど幅の狭い階段です。
07小田原城_二の丸_塀に登る階段-1973 posted by (C)ものごいかっぱ
有事には壁の狭間から外を迎撃します。
三角や丸いものは鉄砲用、長方形のものは弓矢用です。
08小田原城_二の丸_塀-1971 posted by (C)ものごいかっぱ
塀の守備位置から見た門内の様子。
ここは恐怖の枡形となっています。
中に入った敵は、壁とその先の門に行く手を阻まれ、包囲殲滅されてしまいます。
09小田原城_二の丸_枡形-1972 posted by (C)ものごいかっぱ
枡形の先にあった、二の丸に通じる銅門(あかがねもん)
平成9年の復元だそうです。
見上げると、横に渡した大木の梁の姿がとても印象的です。
11小田原城_二の丸_枡形_銅門-1975 posted by (C)ものごいかっぱ
本丸への最後の関門である常盤木門(ときわぎもん)
こちらは昭和46年復興だそうです。
12小田原城_本丸_常盤木門-1979 posted by (C)ものごいかっぱ
「復元」ではなく「復興」とありますが、「復元」というのは、もともとあった場所に形も正確に再現したもの
(これも正確な復元と、外観のみの復元があります)
「復興」はもともとあった場所に再建しているけど、形などは正確でないものということです。
そして天守 (天守閣って言っちゃダメですよ。天守閣っていうのは昭和に入ってからの呼び方です^^;)
こちらは昭和35年の復興
コンクリート造りです。
13小田原城_本丸_天守-1980 posted by (C)ものごいかっぱ
小田原城といえば北条氏
というイメージですが、石垣や天守は徳川時代のものを再現したもので、北条時代は天守も石垣もない、土塁や空堀を主体としたお城だったはずです。
北条当時のお城を実感したければ、静岡県三島市にある山中城とか、東京の八王子にある滝山城に行ってみるとよいと思います。
14小田原城_本丸_天守-1981 posted by (C)ものごいかっぱ
天守の中は展示施設になっています。
15小田原城_本丸_天守-1982 posted by (C)ものごいかっぱ
16小田原城_本丸_天守からの眺め-1983 posted by (C)ものごいかっぱ
天守最上階の高欄からの眺め。
この先に石垣山城があったんですね〜。
次回はぜひとも石垣山城の遺構を見に行きたいです。
17小田原城_本丸_天守からの眺め_石垣山城方面-1989 posted by (C)ものごいかっぱ
少し時間があったので、北条時代の遺構である、小峯御鐘ノ台の大堀切にも足を伸ばしてみます。
小田原城の御茶壷曲輪から外に出ます。
18小田原城_御茶壷曲輪_土塁-1991 posted by (C)ものごいかっぱ
報徳二宮神社を経て、長い坂道をダラダラと登っていき、小峯庭球場の裏手に回ると、お目当ての堀切はありました。
20〜30分程の道のりでしたが、蒸し暑い気候のため結構きつい!
近くにクルマを駐められる場所はあったのね^^;
19小田原城_小峯台御鐘ノ台大堀切-1994 posted by (C)ものごいかっぱ
看板があったのは土塁の上にあたるところで、
ここから堀切に降りようとしたところ、足を滑らせて尻餅をついてしまいました。
おしりドロドロ〜!
20小田原城_小峯台御鐘ノ台大堀切-1995 posted by (C)ものごいかっぱ
そうそう、これが見たかったんですよ〜♪
やはり本物の遺構は感動的です。
「堀切」というのは尾根を分断するように掘られた空堀ですね。
人の大きさから土塁の高さがすごいことがわかりますね。
当時は木や草も生えておらず、もっと急峻な感じだったのでしょうね。
21小田原城_小峯台御鐘ノ台大堀切-1996 posted by (C)ものごいかっぱ
次回来るときは、遺構を中心に回りたいですね。
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