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2016年4月19日 (火)

富士フイルムX-pro2を試す〜その2 スナップ編〜

池袋のビックカメラ カメラ館で貸していただいたX-Pro2とXF35mm f2 Rを携え、池袋の街をスナップして歩きます。
池袋って撮るとこある? って感じで、歩き始めましたが、古びたシャッターに落書きが目に止まりました。
ちょうどセーラー服の女の子が通りかかったので、とっさに一枚。
帰り道-6562
帰り道-6562 posted by (C)ものごいかっぱ
FUJIFILM X-Pro2 with XF35mm f2 R

瞬間的にピントが合い、迷うことなくシャッターが切れます♪

一般的な一眼レフカメラの光学ファインダーは、レンズを通した映像を鏡で反射させてファインダーに届けており、ファインダーで見える画像が写真に映る範囲。(ミラーレスカメラの電子ファインダーや液晶も鏡はないけど、レンズを通した映像がそのまま映るというところは一緒)

一方、X-pro2の光学ファインダーはレンジファインダーと呼ばれる仕組み。
ファインダーで見える画像は、レンズを通したものではなく、装着したレンズにの映る範囲を示す枠(ブライトフレーム)が表示されるだけのものです。

レンジファインダーのメリットは、映る範囲の外が見えるということ。
つまり、見えている景色の中で、写真として映る部分がどの範囲であるかということがわかるということです。

また、ミラーを使用した一眼レフカメラでは、撮影時にミラーが上がりセンサーに露光するため、その間視界がブラックアウトしますが、レンジファインダーではそのようなことはおこりません。


デメリットとしては、
①ピントやボケが見えないということ
②ファインダーからの見え方は常に一定で、装着したレンズによりブライトフレームの大きさが変わるだけなので、対応するレンズの範囲が限定的になってしまうこと。
とくに望遠レンズだとブライトフレームが小さくなり、とても使えたものではないという状態になってしまうんですよね。

X-pro2では、①のピントが見えないということに対しては、光学ファインダーの右下に小さな電子ファインダー映像を表示するERFという仕組みで、対応しています。
(ERFには全景表示、拡大表示を切り替えできるのですが、やり方を忘れてしまいました。
どうやるんだっけ? )

また、②の装着したレンズに合わせて表示されるブライトフレームについては、ファインダーを広角系と標準系の2種類の倍率で切り替えられるようにしており、18mm〜140mm(だったかな?) のレンズに対応できるようにしております。・・・が、

すばらしいXF100-400mmなんてレンズもあることですし、超望遠系のレンズに対応した倍率のファインダーも欲しいところです。
そうすれば、ERFでピントを確認しつつ、ピントを外した時でも被写体を見失わないレンジファインダーで追い続け、次のチャンスを狙うという使い方ができるんですけどね。

池袋散策を続けます。

淡いブルーの壁面が印象的なお店です。
待ち合わせ-6560
待ち合わせ-6560 posted by (C)ものごいかっぱ

池袋の駅前から、どんどん離れていくと、いろいろと面白い被写体が出てきますね。
TAKE OUT-6564
TAKE OUT-6564 posted by (C)ものごいかっぱ

素敵な雰囲気のCafe
cafe-6575
cafe-6575 posted by (C)ものごいかっぱ

広角で撮りたいとおもい、フォクトレンダーのSuperWide-Heliara 15mm f4.5 にレンズを交換してみましたが、シャッターが切れない!
カメラの設定で、「レンズなしレリーズがONになっていないから」ということはわかっているのですが、その場所を探し出すのにかなり手間取ってしまいました。
初期設定でレンズなしレリーズをONにしておいて欲しいですね。
cafe-6576
cafe-6576 posted by (C)ものごいかっぱ
FUJIFILM X-Pro2 with SuperWide-Heliar 15mm f4.5

コンビニ前に置いてあった自転車
壁面に映る姿に惹かれ撮りました。
自転車-6572
自転車-6572 posted by (C)ものごいかっぱ

自転車の上で座布団を虫干し
こういうの大好きな被写体ですwww
虫干し-6599
虫干し-6599 posted by (C)ものごいかっぱ

線路があるって思ったら、都電荒川線!
小さい頃に都電に乗った世代からしてみると、乗ってみたい電車です。
都電-6591
都電-6591 posted by (C)ものごいかっぱ

ついつい乗り出しすぎて、上がっていく踏切の遮断機に引っかかってしまいました。(笑)

狭い路地を歩いていたら後ろから車が・・・
ほんと狭っ!  
狭っ!-6596
狭っ!-6596 posted by (C)ものごいかっぱ

渋いシャッターに菜の花♪
シャッター-6597
シャッター-6597 posted by (C)ものごいかっぱ

こういうのも好きですね〜


古い錆びたトタンの家と高層マンション
サビ家-6607
サビ家-6607 posted by (C)ものごいかっぱ

あぁ、もう帰らなきゃいけない時間!
急いで池袋駅前まで戻ります。
最後の最後に、駅前でクラシックカーに遭遇!
クラシックカー-6623
クラシックカー-6623 posted by (C)ものごいかっぱ

普段使っているX-T1では、背面液晶をファインダー代わりに撮ることが多いのですが、X-pro2のレンジファインダーは面白いですね。積極的にファインダーを使って撮ろうという気になります。

スナップではフォーカスのスピード、正確さが気になるところですが、X-pro2はどちらも問題なく、センター固定としたフォーカスポイントで合焦を確認後、素早く構図を決めてシャッターを切るという動作がとてもスムーズにできます。
ERFで実際に合焦しているのかを確認する暇もなく、シャッターを切ってしまうことも多々あるのですが、フォーカスは問題なく合っているとおもいます。
フォーカスが信頼できると、合焦ポイントが緑色になったことだけを信頼し、構図とシャッターチャンスに集中して撮影ができるようになりますね。


一点気になったのは、光学ファインダーの時に、フォーカスポイントの大きさを変更ができないこと。
現在使っているX-T1では、フォーカスポイントを小さくしてピンポイントでピントを合わせる場所を決められるようにしていますが、X-pro2では、液晶画面とEVF上ではフォーカスポイントを小さくすることができますが、光学ファインダーに切り替えるとフォーカスポイントの大きさが戻ってしまうんですよね
光学ファインダーの状態の時に、フォーカスポイントの位置の移動はできますが、大きさは変えられないようです。
(光学ファインダーなんだから、当初の決められた大きさでしかできないんだよ。ってことなんでしょうけど)
現状だと映る範囲に対してフォーカスポイントの大きさが大きいので、思っている場所にピントが合うのかどうか、若干不安が残ります。


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