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2014年7月20日 (日)

ゼンザブロニカの使い方

1ゼンザブロニカ
1ゼンザブロニカ posted by (C)あまがっぱ


 


ゼンザブロニカというカメラをお借りしています。
中判フィルムを使う一眼レフカメラです。


 


これまた借り物の富士フイルムのX-T1と比べてみるとこんな感じ。
デカイですw
ゼンザとX-T1
ゼンザとX-T1 posted by (C)あまがっぱ


 


それにしても『ゼンザブロニカ』って、おもしろい名前ですね。
吉野善三郎という方が自分の理想とするカメラを作ったのが「ゼンザブロニカ」
善三郎さんが作ったブローニーカメラってところから、こんな名前なんですね。


 

同じような形のカメラには、ハッセルブラッドがありますが、シャッターをチャージ(フィルムを巻上げた状態)にしておかないで、レンズやフィルムマガジンを外すと壊れるとか、守らなければならない『お作法』があり、ちょっと取り扱いに注意が必要です。
しかしゼンザブロニカにはそんなお作法もなく、気軽に使えるような作りになっています。

このカメラの使い方については、こちらのサイトがとても参考になりました。
ゼンザブロニカって、タムロンが作ってたんですね。

貸していただいたゼンザブロニカは ETR Si というモデル。
元々は上から覗き込むスタイルのウェストレベルファインダーのカメラですが、これにはアイレベルで覗けるプリズムファインダーが付けてありました。
2ゼンザブロニカ
2ゼンザブロニカ posted by (C)あまがっぱ


 


ウェストレベルファインダーは左右逆像に写るので、構図を決めるのがなかなか難しいのですが、このファインダーが付いていると見たまんまに写り、扱いやすさが格段に向上します。
特にこのカメラは6×6cmの真四角写真ではなく、6×4.5cmの長方形の写真が撮れるので、カメラを縦に構えたりすることもあるわけで・・・・
そんな時は圧倒的に威力を発揮しますね。


 


そしてもうひとつ、がっちりと握れるグリップが付いています。
右ビュー
右ビュー posted by (C)あまがっぱ


 


このグリップを握ってカメラを構えたら、「思ったより軽いな」という印象。
しかし鞄に入れたり、手に持って歩いてるときは、やはりめちゃ重いです。
これだけの重さなのに構えた時は、重く感じないのはバランスがとてもいいからなんでしょうね。


 


グリップの前面にはレリーズボタンがあり、上には大きな巻上げレバーがついています。
フィルムの巻上げは2回巻き。つまり、1枚撮る毎に、レバーを2回巻上げてフィルムを送るようになっています。


 


巻上げレバー
巻上げレバー posted by (C)あまがっぱ


 


もともとのレリーズボタンは、ハッセルと同様に本体前面の右下にポチッとあります。


 


3レリーズボタン
3レリーズボタン posted by (C)あまがっぱ


 


サイドビュー
サイドビュー posted by (C)あまがっぱ


 


サイドビューはエイリアンの様ですね。


 


プリズムファインダーの左側には、ISO感度設定ダイヤルがあります。
iso
iso posted by (C)あまがっぱ


 


これがあるってことは露出計を内蔵してるんですね。
ファインダーを覗き、レリーズボタンを半押ししてみると、ファインダーの中に露出の表示が出た・・・・り出なかったり・・・
電池があまりないのか露出計の不調なのかわかりませんが、あまり期待しない方がよさそうですw


 


シャッタースピードはISOダイヤルの下、本体左側にあるダイヤルで合わせます。
確認窓がこれ
シャッタースピード
シャッタースピード posted by (C)あまがっぱ


 


プリズムファインダーの右側にはメインスイッチ。
A:M切替え
A:M切替え posted by (C)あまがっぱ


 


A・OFF・M となっています。ということはAEも積んでるってことですね。


 


プリズムファインダーの上面には、露出補正ダイヤルと測光モード切替スイッチ。

posted by (C)あまがっぱ


 


AVは絞り優先、SPは何でしょう? スポット測光かな?


 


これは多重露光レバー
多重露光レバー
多重露光レバー posted by (C)あまがっぱ


 


これを倒しておくとフィルムの巻き上げが空回りして、多重露光ができるようになっています。
最初これに気付かず、5枚ほど撮影してから、フィルムカウンターが1のままなのに気付くという失態を演じてしまいました。


 


フィルムマガジンは本体上面の丸いボタンと、
マガジン脱着ボタン
マガジン脱着ボタン posted by (C)あまがっぱ


 


本体左下のこの丸いボタンを一緒に押すことで、外すことができます
マガジン脱着ボタン
マガジン脱着ボタン posted by (C)あまがっぱ


 


 


フィルムマガジン
フィルムマガジン posted by (C)あまがっぱ


 


フィルムマガジンの上面にもレバーがありますね。
これを内側に押し込むと、マガジンの蓋がぱっかりと開きます。


 


フィルムマガジン2
フィルムマガジン2 posted by (C)あまがっぱ


 


 


マガジンの中身はマガジン本体から取り外すことができるので、楽にフィルム装填ができます。
フィルムマガジン3
フィルムマガジン3 posted by (C)あまがっぱ


 


 


フィルム装填したところ
フィルム装填
フィルム装填 posted by (C)あまがっぱ


 


 


フィルムマガジン上面のレバーでマガジンの蓋が開く仕様については、
「なんでこんな仕様なの?」
っていう感じです。
カメラに装着した状態でも、レバーを操作するとパカッと開くんですよね。
パカッと
パカッと posted by (C)あまがっぱ


 


はい、そうなんですよ。
2本目のフィルムを装填した後、うっかり開けちゃったんですよ。
まだ撮影前だったのが不幸中の幸いですが、フィルムの半分がパーとなりました。


 


 


 


 


 

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