フジフィルムX-E1とXF35mmF1.4 まとめ編
フジフィルムX-E1とXF35mmF1.4を約1ヶ月間お借りして使ってきましたが、あっという間にモニター期間も終了し、手元から旅立っていきました。
この1ヶ月間使ってきた感想のまとめ編です。
X-E1って、シャッターを切った時の感触が非常に好み♪
シャッターの音、手に伝わってくる感触がとにかく気持ちいい!
写真を撮っていて本当に気持ちよくシャッターが切れる!
触感フェチな私にとって、この部分て非常に重要な部分ですw
そしてシャッタースピードや絞りの操作感、露出補正のしやすさは絶品です。
特に、電源を入れなくても一目で、露出状態がわかるところはすばらしいです。
絞り優先AE posted by (C)ものごいかっぱ
絞りは昔のMFレンズのように、レンズの絞りリングで操作します。
XF35mmでは絞りリングに絞り値が記載されており、一目で絞り値がわかるのですが、
ズームレンズでは絞り値が記載されていないなど、操作系が統一されておらず、フジフィルムの迷いが感じられますね。
ローパスフィルターを積まないAPS-Cセンサーに、F1.4の大口径レンズの組み合わせは、本当に使っていて楽しいです♪
積極的にボケを楽しみたいですね。
常盤マンサク posted by (C)ものごいかっぱ
さて、フジフィルムのカメラって、とってもコンセプトが好きなんですが、まだまだ過渡期の感は拭えません。
本気で好きなので、是非とも改善してもらいたい点をあげておきます。
1. EVFの違和感
EVFが内蔵されているのはうれしいのですが、反応が遅いんですかね。
覗きながらカメラを動かすと違和感があります。
2. Qボタンの位置
ボディ背面にあるQボタン。
これを押すとクイックメニューが呼び出され、設定変更が素早くできるのは良いのですが、X-E1で問題なのはその位置。
撮影中に右手親指が触れてしまって、メニユーが出てきてしまい、撮影が中断してしまうことがしばしばありました。
3. AFのスピード
商品のウリとして速いAF速度を謳っていますが、体感的には、それほど速くは感じません。
謳い文句につられて、とっても期待するわけですが、触ってみると期待が高すぎたことに気付かされます。^^;
まあ、静物を撮る分には十分なスピードで不満はないのですが、動くものを撮る場合は、EVFの違和感も合わさり、残念ながらー眼レフの置換えにはまだならないというところ。
更なる向上を望みます。
⒋ レンズの大きさ
ボディの大きさは、本家レンジファインダーのライカよりも小さく軽量です。
ところがXシリーズのレンズはでかいんですよね。
LeicaM6 NOKTON40mmF1.4 X-E1 XF35mmF1.4 posted by (C)ものごいかっぱ
せっかくのボディの小ささがレンズの巨大さに相殺されてしまっています。
ミラーレスの利点、魅力は、コンパクトでどこにでも持っていけるところだと思いますが、レンズ込みでみるとー眼レフとあまり変わらない大きさになってしまいます。
「この大きさ持ち歩くんだったらー眼レフでいいじゃん」てなっちゃう。
K-5 X-E1 posted by (C)ものごいかっぱ
レンジファインダーカメラの良さって、レンズを含めたシステムのコンパクトさだと思うのです。
類似した形のX-E1にも、同じような期待をかけてしまうんですが…
もう少しコンパクトにならないものでしょうかね?
いろいろ書きましたが、このXシリーズ おおいに注目、期待していますよ。
関連記事はこちら
外観編 その1
外観編 その2
実写編 その1 フィルムシミュレーション編
実写編 その2 絞り値による描写の違い
実写編 その3 KITTEに行ってみた
実写編 その4 藤の花を撮る
実写編 その5 小金井公園の藤
実写編 その6 小川寺を撮る
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