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GXRパーフェクトマニュアル

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2013年3月20日 (水)

リコーGXRについて〜設定編〜

リコーGXRの大きな魅力の一つに、「設定の自由度の高さ」があります。
自分が頻繁に使う設定を、使いやすいボタンに割り当てるということができるようになっています。


GXRの背面ボタン類はこんな感じ

背面
背面 posted by (C)ものごいかっぱ


左上にADJボタン
右側にズームボタン
真ん中やや下に丸いFnボタン
これらのボタンには、それぞれ好きな機能を割り当てることが出来るようになっています。

ユニット
ユニット posted by (C)ものごいかっぱ

レンズ交換式ならぬユニット交換式という形態をとるGXRは、設定をボディ側、ユニット側のどちらにも保存することが出来ます。

設定保存場所
設定保存場所 posted by (C)ものごいかっぱ


設定をボディ側に保存すれば、ユニットを交換しても、同じ設定で使い続けることが出来ます。
(これは通常のレンズ交換式のカメラとおなじですね)

他のカメラと大きく違うのは、設定をユニット側に保存できることです。
こうしておくと、ユニット毎に異なる設定で使うことができるようになります。

ユニット毎に異なる設定にするメリットがよくわからなかったので、MountA12ユニットを買うまでは、私もボディ側に設定を保存していました。

MountA12ユニットが他のユニットと大きく異なるところは、MFレンズを付けて使うユニットというところです。

丸いボタン左側、Fn1には、AF/MF切り替え機能を割り付けてあります。

Fn設定_AF
Fn設定_AF posted by (C)ものごいかっぱ


AF/MFの切替は、カメラによってスライドスイッチで切替えたり、メニューから変更したりとさまざまですが、GXRではカメラを構えたまま親指ですばやく切替えることができます。

AFユニットでは、非常に便利に使っているこのボタンですが、MF専用のMountユニットでは死んでしまうんですよね。


そこで、設定の保存場所をユニット側に変更し、MF専用ユニットとして一番頻繁に使う機能、
「撮影時全体拡大」を割り当てることにしました。

Fn設定_Mount
Fn設定_Mount posted by (C)ものごいかっぱ


ほとんどのメーカのカメラでは、MF時に自動的に画面を拡大する機能がついていますが、拡大されるとフレーミングはできないので、「自動で拡大」は余計なお世話です。
しかも拡大したくないときは、メニューから拡大機能をオフにするしかないというカメラが大半じゃないでしょうか。

スナップ時などは、フレーミング優先でさっとピントを合わせたいし、じっくり構えて撮るときは、画面を拡大してしっかりとピントを合わせたいのですが、これができるカメラってなかなか無いような気がします。
(そんなにたくさんのカメラを使ったことがある訳ではないので、自分が知らないだけかも)

GXRのMountユニットのFn1ボタンには、この機能を割り当てることにより、画面の拡大を親指1本で素早く制御することができるようになりました。

これでAF用ユニットではAF/MFの切替え、MF用ユニットでは画面の拡大を、Fn1ボタンで制御できるようになりました。


これ以外については、全てのユニットで共通の設定にしています。
 丸いボタン右側Fn2には AEロック
 丸いボタンの上下+ーには 露出補正


ボディの上の方にあるADJボタンには4つの機能を割り当てられます。
ADJボタンを押すと画面の右上に5つの設定メニューが表示されます。
一番右側はフォーカスポイントの移動に使うもので変更出来ませんが、
その他の4つについては、好きな機能を割り当てることが出来ます。

ADJメニュー
ADJメニュー posted by (C)ものごいかっぱ

左から
 画像設定(カラーの色合い、モノクロームなどの選択)
 ISO感度
 ホワイトバランス
 連写
を割り当てています。

ADJ設定
ADJ設定 posted by (C)ものごいかっぱ


さらに、ボディ右上にズームボタンがあります。
単焦点ユニットではこれも無用の長物となってしまうところですが、ここも機能を割り当てられるんです。
ズームボタンには
 デジタルズーム
 露出補正
 ホワイトバランス
を設定できるようになっています。
自分はデジタルズームを割り当てています。


いかがでしょうか。
ここまで自分に合わせて設定を変更出来るカメラって、なかなか無いんじゃないでしょうか?
地味なんだけど、かゆいところに手が届く、そんなところが未だにGXRをメインカメラとして使い続けている大きな理由かもしれません。

そうそう、設定をユニット側に保存することにより、それぞれのユニットに最適な設定を行うことができるGXRですが、ユニットをとっかえひっかえ使う場合は、注意が必要です。

撮影中にその場に適した設定をしても、ユニットを交換すると、設定が引き継がれないですからね。
「 ISO1250 WBは蛍光灯 」なんて変な設定で、ピーカンの空の元で桜の花を撮っちゃったりして、しばらく気付かなかったりします。
最初に交換したときは設定を確認するようにはしているんですけど、ときどき忘れちゃいます。

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