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2013年2月11日 (月)

2眼レフカメラ、ミノルタオートコードの使い方 覚え書き

2眼レフカメラ、ミノルタオートコードの使い方について、覚え書きとして書いておきます。

autocord2
autocord2 posted by (C)ものごいかっぱ

二眼レフカメラは、「二眼」という通り、2つのレンズがついています。
下のレンズがテイクレンズと呼ばれる撮影用のレンズ。
このレンズを通った画像がフィルムに焼き付けられます。
上のレンズはビューレンズと呼ばれるもので、このレンズを通った画像がファインダースクリーンに映し出されます。

上側のビューレンズ上にはシャッタースピードと絞り値の確認窓があります。

窓
posted by (C)ものごいかっぱ


シャッタースピードと絞り値はレンズの左右にあるレバーを動かして設定します。
レンズの右側にあるのが、レリーズボタンとシャッタースピード設定レバー。

オートコード レリーズボタンとシャッタースピードレバー
オートコード レリーズボタンとシャッタースピードレバー posted by (C)ものごいかっぱ

シャッタースピードは、B 1秒 1/2 1/5 1/10 1/25 1/50 1/100 1/200 1/400

通常のフィルムカメラは・・・ B 1秒 1/2 1/4 1/8 1/15 1/30 1/60 1/125 1/250 1/500 ・・・といった感じなので、微妙に異なりますね。

レリーズボタンの赤いマークと外側の黒いマークの位置を合わせると、ロックがかかり、シャッターが切れなくなるので、移動の時には重宝します。

レンズの左側には、絞り設定レバーとセルフタイマーがあります。


オートコード 絞りレバー セルフタイマー
オートコード 絞りレバー セルフタイマー posted by (C)ものごいかっぱ


レンズの横にあるのが絞り設定レバー
設定できる絞り値は 3.5 4 5.6 8 11 16 22 となります。


絞り値は書いてある数字の間隔が一定ではなく、3.5と4の間、11と16と22の間は近いのに、4〜5.6〜8の間は間隔が広く、レバーを大きく動かさないとならないので、ちょっと戸惑います。

赤い印のついたレバーはセルフタイマーのレバーです


緑の印のついたレバーをXに設定し、セルフタイマーレバーを下に引き下げてシャッターを切ると、セルフタイマーが動作します。
セルフタイマーレバーを下に引き下げていても、X/M切替えレバーがMの位置にあるときには、普通にシャッターを切ることが出来ます。


つづいてはファインダー
ファインダーは本体上部にあります。
オートコード ふた
オートコード ふた posted by (C)ものごいかっぱ


本体上部のカバーを開くとファインダースクリーンが現れます。

オートコード ふた開
オートコード ふた開 posted by (C)ものごいかっぱ


ファインダーのカバー前面部分を押すと、拡大鏡が出てきます。
正確なピント合わせをしたいときに使います。
オートコード 拡大鏡
オートコード 拡大鏡 posted by (C)ものごいかっぱ


スピードファインダー
カバーを更に押し込むと、パタンとスクリーンの上に倒れます。
オートコード スピードファインダー
オートコード スピードファインダー posted by (C)ものごいかっぱ


手前の穴から覗けばスピードファインダースタイル・・・
オートコード スピードファインダー2
オートコード スピードファインダー2 posted by (C)ものごいかっぱ


といっても素通しの穴なので、ピント合わせも出来ず、あまり意味ない感じですね。


さて、本体上部のカバーを開けて覗き込むと、そこにはファインダースクリーンがあります。
ファインダー
ファインダー posted by (C)ものごいかっぱ


写真だと四隅が暗くつぶれてしまっていますが、肉眼で見るとこんなには暗くはありません。


大きなスクリーンを上から覗き込む感覚は、独特のものがあってなんかいいですね。


ものごいかっぱ
ものごいかっぱ posted by (C)ものごいかっぱ


ただ、後ろのHITACHIの文字を見てもらうとわかるように、左右が逆に表示されます。
合わせようとする方向と逆にカメラを動かさないとならないので、フレーミングはなかなか慣れません^^;
あっ!そういう意味では、スピードファインダーの機能は有効なのかもしれませんね


こちらはピント合わせ用のレバー
距離計
距離計 posted by (C)ものごいかっぱ


ミノルタオートコードのピント合わせは、二眼レフで一般的なダイヤル式ではなく、本体前面下部についたレバーで行います。一部では「ハラキリスタイル」なんていわれているそうな^^;


最短撮影距離は1m
レンジファインダーカメラもそうですが、一眼レフと違い、撮影レンズを通った映像とファインダーで見る映像には差異(パララックス)が生じるため、あまり寄ることが出来ません。


本体右側、巻上げクランクの側にある銀色のボタン
機能がよくわからなかったのですが・・・
巻上げレバー
巻上げレバー posted by (C)ものごいかっぱ

フィルムを取りだした後、ふたを開けてもカウンターの数字が戻らなかったので、このボタンを横にスライドさせてみたらカウンターがリセットされました。カウンターリセット用のボタンなのね・・・

オートコードの機能をいろいろと調べてる内に、多重露出の機能があることがわかりました。
このボタンが多重露出の機能も兼ねてるっぽいですね。


先日フィルム巻いたまま置いておいたら、シャッターが切れなくなってしまいました。
(どっか悪いのかな〜?)
巻上げクランクは前にも後ろにも回りません。
ふと、二重露光用なら、このボタンを使えば、フィルムを巻上げずにシャッターのチャージが出来るかも・・・と思い立ち、やってみたら大正解!


巻上げクランクを、巻き上げとは逆方向に回してみたら、シャッターがチャージされ、無事に写すことが出来るようになりました。


このとき、クランクを正転させると、そのままフィルムが巻き上がるのか、空回りして同じコマのままになるのかはわかりません・・・。
(ブローニーフィルムは12枚しか撮れないので、なかなか冒険できなくて^^; )

巻上げクランクは、正転させるとフィルムの巻上げ+シャッターのチャージ。
逆転させるとシャッターのチャージだけ行うことができることがわかりました。
フィルムを取り出した後、もうちょっといじってみると
1.巻上げ前
  クランクは正転のみ可能で、逆転方向にはロックがかかっている。
2.巻上げ後
  クランクは正転も逆転も可能。
  でもフィルムが入っているときは、正転方向はロックされている。
  逆転方向は未確認
3.シャッターを切った後
  クランクは正転も逆転も可能。
  逆転させるとシャッターがチャージされ、もう一度シャッターが切れる。
  フィルムが入っているときに、そのまま逆転出来るのかは未確認。
  でもロックされるのかな?わざわざ多重露出ボタンがある位だから。
フィルムの有無で動きが異なるみたいなので、今度フィルムを入れたときに確認してみます。



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コメント

銀ちゃん こんにちは!
自分のオートコードでは時々巻き上げクランクがどちら方向にも回らなくなりますが、二重露光ボタン押すと正方向に回り、シャッターを切った後は正常にクランキングできるようになります。正方向に回らないと巻き取りもできなくて困っちゃいますね。
とりあえずそのまま写真屋さんに持って行って、フィルムは救出してもらうのがいいでしょうね。
お役に立てずすみません

2眼レフカメラ、ミノルタオートコードの使い方について
お知恵をお借りしたいのですが巻き上げクランクにロックがかかって
しまったのか正方向に回転しなくなりました。反対方向へは露出調整ボタンを
押すと回転しシャッターも切れます。
図々しいですがよろしくお願いいたします。

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