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2012年6月 3日 (日)

リコーGXRについて 〜A12 50mm編〜

前回は 出逢い編 として、GXRの沼に足を踏み入れたところをお話ししました^^;


今回は私を沼に引きずり込んだ^^; A12 50mm マクロユニットについて紹介いたします。


GRレンズ A12 50mm マクロ ユニットは、一眼レフカメラと同じAPS-Cサイズのセンサーを搭載しています。


A12_50mm
A12_50mm posted by (C)ものごいかっぱ


ということは、こんな小さなカメラなのに、一眼レフと同じ画質の写真が撮れるということ・・・


しかもGRレンズというのは、リコーがこだわり抜いて設計したレンズです。


キットレンズを付けた一眼なんかには負けません!


ねむ
ねむ posted by (C)ものごいかっぱ



マクロレンズなので、7cmまで寄ることが出来ます。


マクロの世界の住人
マクロの世界の住人 posted by (C)ものごいかっぱ


使っていて本当に楽しいレンズです。


とはいえ、不満がなかったわけではありません。


購入当初のオートフォーカスは遅くてひどかったですね (^◇^;)
まもなく、ファームウェアのバージョンアップがあり、高速AFと低速AFの切り替えなんてのが追加されました。
従来のAFが低速で、高速モードというのが追加されたんですね。
でもこれは、フォーカスする間、モニタの画像が止まってしまうんですよね。
とても馴染めず、従来のAFとMFを使っていました。

MFはりっぱなフォーカスリングがついているのですが、回したときのピントの移動量が少なく、マクロ時の微調整のときはいいのですが、通常のMFレンズ同様の使い方をしようとしてもできず、ここでも不満が・・・

するとまたファームアップがあり、マクロボタンを押しながらMFリングを回すと、フォーカスが高速で移動できるようになりました。
また、不用意にマクロ領域までピントを見に行かないようにして、AFの迷いを少なくするような機能も追加されました。

やはり、フォーカスに関する不満の声が多かったんでしょうね。
リコーさんもあれこれ試行錯誤しながらも、不満を解消しようという姿勢が見えますね。

さらにファームアップは続き、ついに十分使えるだけのAFスピードに発展しました。
正直、ファームアップだけでここまで改善されるとは思っていませんでしたよ。
(最初の詰めが甘いんだよって言われちゃうとそれまでなんですけど・・・^^; )

その他にも、フォーカスエリアを小さくして、精密なピント合わせが出来るピンポイントAFエリアやフォーカスアシスト、ハイコントラスト白黒やミニチュアライズなどのアートフィルタ類の追加などなど、実に 12回ものファームアップ が行われています。
いやもう購入当時とは別物といっていいほど、ファームアップだけで性能、使い勝手が向上しています。


常に改善し製品をよくしていこうというこの姿勢。
これがリコー製品をより魅力的にしているのでしょうね。
ペンタックスと一緒になった今後もこの姿勢が維持されていくことを望みます。


そうそう、GXRはレンズ部分が一つのカメラのようなものなので、ファームアップもボディとユニットの両方行わなくてはなりません。
手持ちのユニットが増えてくると、それぞれについて作業しなくてはならず大変だわ(^◇^;)


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