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2012年5月20日 (日)

トークイベント「一眼レフの話をしよう」

京橋の T.I.P_72Gallery にて行われたトークイベント 『カメラの話をしよう 第3回 一眼レフの話』 に行って参りました。
前回の 『ミラーレスの話をしよう』 が非常に面白かったので、今回もぜひ参加したいと思っておりました。


一眼レフの話をしよう
一眼レフの話をしよう posted by (C)ものごいかっぱ GXR wit jupiter8 (50mm 換算75mm相当)


始まるまで時間があったので、外でウロウロしていると、どこかで見たことのある人が・・・
FBで参戦(?)を表明されていた写真家の田中長徳せんせいです。
本日は観客として来られたようですが、場外乱闘も期待できそう・・・パイプイスもあるし^^;


チョートク先生
チョートク先生 posted by (C)ものごいかっぱ GXR with Super Wide-Heliar (15mm 換算22mm相当)


今回はO社の小川さん(なんと社長さんになられたんですね!)は、都合が悪くなり参加されませんでしたが、元R社の湯浅さんとN社の後藤さん、そして写真家のテラウチマサトさんにより、トークが展開されました。


写真家のテラウチさんにとって一眼レフは「戦うカメラ」なのだそうです。
世界的なモデルさんと対決しても負けないため、性能はもちろんのこと、シャッター音など感覚的なものも重要なのだそうです。


後藤さんは光学ファインダーにこだわりがあるようで、光学ファインダーEVFに比べ目に優しく、「光学ファインダーは一眼レフの命である」ということを強調されておりました。


湯浅さんは、撮像素子の大きさによる表現力が魅力と言われていました。
撮像素子の大きさによる表現力の差というのは、画像処理では埋めがたいほどのメリットがあるとのことです。


一眼レフ、ミラーレスのどちらを選んだらよいかという難しい質問では、「撮る対象が明確であるなら一眼レフ、そうでないならミラーレス」という見解を示されておりました。


私はリコーのGXRが大好きでなので、いつもこのカメラを使っていますが、このカメラで動くものを撮るのは非常に難しいです。
動くもの(主に運動会や飛び回る飛行機などですが)を撮るために、光学ファインダーで被写体をしっかり追い続けられ、AFも速い一眼レフを使用しています。「動くものを確実に撮る」という目的のためには一眼レフが最適なのです。
だったら、いつも万能な一眼レフを使えばいいじゃないかと思われるかもしれませんが、自分の感覚にはGXRの方がしっくりくるので、撮っていて楽しいのです。そんな感じで自分でも使い分けていましたね。


AFの話も面白かったですね。
ミラーレスはコントラストAF、一眼レフには位相差AFと、異なる方式のAFが採用されています。
後藤さんはコントラストAFのことを「山登り」と表現されていました。
ピントレンズを動かしながら明暗差の大きさからピントの合う場所を探すため、一度頂上(ピントのあった場所)を過ぎないと頂上が判別できないそうです。このためスピードを上げすぎても頂上を大きく行き過ぎてしまうので、速くピントが合わないのだそうです。


ニコンのミラーレス ニコン1には、位相差AFも搭載されていますが、撮像素子全体からの信号を取得して高速に処理を行わなければならず、もっと速くしようとすると、発熱やバッテリー消費など、いろいろと問題が出てくるとのことです。
そしてAF全盛の現在ですが、意外なことにフィルム時代のAFスピードには、まだ追いついてはいないのだそうです。


そんな話の中、テラウチさんは仕事で名古屋の方へ行くため中座しなくてはならず、客席の田中長徳先生にタッチ!
チョートク先生が参入(乱入?)してきました。


トーク風景
トーク風景 posted by (C)ものごいかっぱ GXR with Super Wide-Heliar (15mm 換算22mm相当)

ここからは話が脱線しまくり〜^^;
チョートク先生、意外なことにデジタル一眼レフは持っていないそうです。
使われている一眼レフはメーカからレンタルされているそうな・・・
チョートク先生がニコンの超高級な一眼とレンズをお借りして、外国での撮影中に転んでしまい、レンズを凹ました時のニコンさんの対応のお話など抱腹絶倒!でした。


お客さんから質問のでたニコンとキャノンのサイレントモードについてのお話も面白かったですね。
サイレントモードといってもニコンのカメラは音が大きく、舞台などの撮影には使えない。キャノンのは本当に静かだということ。


ニコンはミラーの跳ね上げにバネを使っており、モーターを使ってミラーを下ろすときにゆっくり下ろすようにしているが、キャノンはミラーの跳ね上げもモーターで制御しているので静かに出来るとのこと。
ニコンがミラーの跳ね上げをモーターにしないのは、バッテリーが減ったときにも動作が変わらないからだそうです。この辺りがメーカとしての考え方が出ていて面白いですね。


今回も濃いエキスのいっぱい詰まったお話で、あっという間の2時間でした。
今後はメーカ間の横のつながりも広げていきたいとのことですので、ますます楽しみですね。





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コメント

おお!いらしてたのですね!
ご挨拶出来ればよかったです(^^

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